病院マーケティングの神髄
ケイパビリティ(できること)が明確すぎる
まだジロリアンではなかった頃、家の近くを車で走っているとロードサイドに「港北肛門クリニック」と書かれた超でかい看板が目の前に飛び込んできた。
「おーすげえなこの看板!アグレッシブ!!!」
「ダイレクト過ぎちゃうかこの病院名(笑)」
「女性入れるんかいな」
と、カミさんと会話したことを記憶している。 そりゃそうである。
病院名に「肛門」
なかなかにチャレンジャーだ。
ところが、まさかその数ヶ月後に自分がそこへガチでお世話になるとは夢にも思わなかった。
MAX高圧洗浄攻撃により一瞬にして灰と化した私に、カミさんが
「せや、××肛門クリニックてあったがな。そこで見て貰たらどや?」
と言った。 確かにそんなところあったなあ、とすぐに脳裏にあのでかい看板が浮かび上がってきた。 まさにマーケティングの勝利である。顧客にわかりやすく自身のビジネスの価値を伝え、何を提供できるのか理解してもらう。その需要が生じたとき、いの一番に自身のビジネスを連想してもらう。美しいほどにシンプルだ。
「わたしは肛門専門のクリニックです」
わかりやすい、素晴らしい。改めてそのマーケティングの真価の前にひれ伏したのである。ああ、なんなら早く行きたい!今すぐにでも!!今すぐにでも尻をさらけ出したい!!!心の奥底からこみ上げる欲求を抑えながら、Google Calendarで自分の仕事の予定の空きを必死で確認するのだった。
補足 とはいえ便利な世の中でスマホでGoogle Map上で行き先の病院のクチコミはチェックするのだ。こういうのは別に評価が良いから「良い」とは限らないが、自分に合うか合わないかを判断できるような材料も書かれている。
とても腕の良い先生が気さくにやっているということがわかり、自分の性にも合いそうでこの病院に決めた。
変な棒を尻の穴に突っ込まれたので★1つですwwwwwwwwww(パズドラか。)